ほど賢い子供らであった。ある者らは、数十歩行くとまた大道にもどってきた。ある者らは、すぐに疲れてどこでも構わず立ち止まった。または、新しい小径《こみち》に達しかけてる者らもあった。しかしそういう者らも、なお進みつづけることをしないで、森の出はずれに腰をおろして、木陰にぐずついていた。彼らに最も欠けてるものは、意志であり力であった。天賦の才をことごとくそなえてはいた――がただ一つ不足してるものがあった。それは強健な生活力だった。さらに、その多くの努力も、雑然たる方法で費やされているらしく、中途で無駄《むだ》に終わってるらしかった。それらの芸術家らが自分の性質を明らかに自覚し、一定の目的へ向かって自分の力をたゆまず集中することは、めったになかった。それはフランスの無秩序から来る普通の結果だった。この無秩序は、才能と善良な意志との大なる源泉を、不確定と矛盾とによって空費さしてしまうのである。彼らの大音楽家は皆、ほとんど一人の例外もなく、たとえば近代の人を挙げずとも――ベルリオーズでもサン・サーンスでも、精力を欠き、信念を欠き、ことに内心の羅針盤《らしんばん》を欠いてるために、自家|撞着《どう
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