の喜びはことごとく、あまりに早い若芽のように一時に凍えてしまった。彼は口をつぐんだ。
ちょっと冷やかな間を置いてから、ハスレルは冷淡な声で口を開いた。彼はふたたび変わってしまったのである。彼は相手の青年にたいして一種の酷薄さを装《よそお》っていた。相手のうちに自分の昔の姿を見出したので、みずから自分を嘲《あざけ》ろうとでもしてるかのように、その抱負や成功の希望などを、残酷に嘲笑《あざわら》っていた。青年の人生にたいする信念を、芸術にたいする信念を、自己にたいする信念を、破壊してしまおうと冷酷にもつとめていた。苦々《にがにが》しげに自分自身を例にあげて、侮辱的な調子で現在の自作のことを話した。
「くだらない作ばかりだ。」と彼は言った。「くだらない奴らにはそれがちょうどいいんだ。音楽を愛する者が、世に十人といると君は思うか。一人もいないじゃないか。」
「私がいます。」とクリストフは熱心に言った。
ハスレルは彼をながめ、肩をそびやかし、そして大儀そうな声で言った。
「君も皆と同じようになるだろう。皆と同じことをするようになるだろう。皆と同じように、成り上がったり楽しんだりすることを考える
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