ツ国民は、ヨーロッパの中央に位することによって、人類の心であるとともに最高の理性であるように思われる。
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 クリストフは疲れまた驚いて、書物を閉じて考えた。
「フランス人は善良なお坊《ぼっ》ちゃんばかりだ。あまり鋭利ではない。」
 彼は他の書物を取り上げた。それはも少し程度の高いもので、高等な学校の用に供するものだった。ミュッセーが三ページを占め、ヴィクトル・デュリュイが三十ページを占めていた。ラマルティーヌは七ページ、ティエールは四十ページ近かった。ル・シッド[#「ル・シッド」に傍点]は全部――ほとんど全部のっていた。(ただドン・ディエーグの独白とロドリーグの独白はあまり長いので削ってあった。)――ランフレーはナポレオン一世にたいするプロシアの反感をおだてていた。それで彼にたいしてはページの制限がなかった。彼一人で十八世紀のクラシックの大家全体以上のページを取っていた。千八百七十年のフランスの敗北に関するたくさんの物語は、ゾラの瓦解[#「瓦解」に傍点]から取って来られたものだった。そして、モンテーニュ、ラ・ロシュフコー、ラ・ブリュイエール、ディドロー、スタン
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