方、何をしてきたのであったか? 自分の神のために、自分の芸術のために、自分の魂のために、何をしてきたのであったか? 自分の永遠のために、何をしてきたのであったか? 失われ濫費され汚《けが》されない日は、一日もなかった。一つの作品もなく、一つの思想もなく、一つの持続した努力もなかった。たがいに破壊し合う欲念の混乱。風、埃《ほこり》、虚無……。望んでもなんの甲斐《かい》があったろう? 望んだことは何一つなしていなかった。望んだことの反対をばかりなしていた。なりたくなかったものになってしまった、というのが彼の生活の総勘定であった。
彼は少しも寝なかった。朝の六時ごろ(まだ暗かった)、ゴットフリートが出発の支度《したく》をする音が聞こえた。――ゴットフリートはそれ以上足を留めようと思っていなかった。町を通るついでに、いつものとおり、妹と甥《おい》とを抱擁しにやって来たのであった。でも翌朝はまた出かけると、前もって言っておいた。
クリストフは降りて行った。苦悶の一夜のために蒼《あお》ざめて落ちくぼんだ彼の顔を、ゴットフリートは見た。彼はクリストフにやさしく微笑《ほほえ》んでやり、ちょっといっ
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