》をしては殴《なぐ》り倒され、しかも翌日になると、いつもの調子になって陽気に騒ぎたて、周囲の者も皆自分と同じように快活になることを求めていた。
ルイザはもう起き上がっていて、急いで戸を開きに行った。クリストフは身動きもせず、耳をふさいで、メルキオルの泥酔《でいすい》した声や、近所の人たちの嘲笑《ちょうしょう》的な言葉を聞くまいとした……。
突然彼は、言いがたい懸念《けねん》にとらえられた。恐ろしいことになりそうだった。……とすぐに、悲痛な叫び声がした。彼は頭を上げた。戸口に飛んでいった……。
一群の人々が、角燈の震える光に輝らされた薄暗い廊下で、ひそひそ話し合っていたが、そのまんなかに、水の滴《したた》ってる身体が、昔祖父の身体のように、じっと担架の上に横たわっていた。ルイザはその首にすがりついてすすり泣いていた。水車小屋の川にはまって溺《おぼ》れてるメルキオルが見出されたのだった。
クリストフは声をたてた。他の世界はすべて消え失せ、他の心痛はすべて吹き払われてしまった。彼はルイザの横に、父の死体の上に身を投げた。そして二人はいっしょに泣いた。
寝台のそばにすわり、今は厳格
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