ら、私にはちょっと見当がつかない。とにかく、それは夜の間に、からりと晴れあがってしまった。次の朝、さしのぼった太陽が、あかあかと照らし出したこのバークシアの丘陵地帯は、世界のどこをさがしても、またとはあるまいと思われるほど荒涼としていた。霜が窓ガラス一面に紋様をえがいて、そとの景色はほとんどちらりとも見えなかった。しかし、タングルウッドの子供達は、朝飯を待ちながら、指の爪でのぞき孔をこしらえて――崖になった丘の腹が一ところ二ところむき出しになっているのと、黒い松林とまざり合って、雪が灰色がかって見えているのとをのけては――山も野も一面に白い布をのべたようになっているのを見て大よろこびだった。なんというこころよさであろう! そして、なおさらいいことには、鼻がちぎれてしまうかと思われるほど寒かった! もしも人達がそれに堪えるだけの活気さえあれば、輝かしい、はげしい霜ほど、元気をふるいおこさせ、且つ、全身の血を、山の斜面をながれおちる渓流のように敏活に、波立たせ、躍らせるものはまたとあるまい。
朝飯がすむとすぐに、みんなそろって、毛皮や外套をうんと着込んで、雪の中へめちゃくちゃに飛び込んで
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