角話してしまひましたから、これでひとまづ打ち切ることにします。何だか愈打ち切るとなると、丁度碌に体も拭かずに湯を上つた時のやうな、物足りなさに似たものもありますが、それは「文芸講座」の都合上やむを得ないことと思はなければなりません。その辺はどうか大目に見て下さい。 (完)
底本:「芥川龍之介全集 第十一巻」岩波書店
1996(平成8)年9月9日発行
初出:「文芸講座 第二号、第五号、第一二号」文藝春秋
1924(大正13)年10月10日
1924(大正13)年11月30日
1925(大正14)年4月3日
入力:文子
校正:浅原庸子
2007年4月13日作成
青空文庫作成ファイル:
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