あの頃の自分の事
芥川龍之介
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【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)懸念《けねん》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)早速|毎時《いつ》もの
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「彳+詆のつくり」、第3水準1−84−31]徊《ていくわい》
〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ
(例)怪しげな 〔a` la Huysmans〕 の
アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください
http://aozora.gr.jp/accent_separation.html
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以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。さうかと云つて、何と呼ぶべきかは自分も亦不案内である。自分は唯、四五年前の自分とその周囲とを、出来る丈こだはらずに、ありのまま書いて見た。従つて自分、或は自分たちの生活やその心もちに興味のない読者には、面白くあるまいと云ふ懸念《けねん》もある。が、この懸念はそれを押しつめて行けば、結局どの小説も同じ事だ
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