……ただ……お母さんはまだ若い……。(去る)
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三人、ぼんやりと大きな溜息をつく。
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未納 さて……と。
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扉を乱暴に閉《しめ》る音。
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未納 同情するわ、妾……。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] どう言うことになるのかしら。
昌允 どう言うことになるかなあ。とにかく、いろんなことが起ったからね……。
未納 でも、ほんとは、なんにも出来事なんて起きてやしないのよ。
昌允 そうさ。出来事と言うのが、急行列車の顛覆《てんぷく》のようなものだけを言うとすればだ。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] あの人、逐《お》い出されるのかしら。
昌允 みんなが冷静になる迄待つさ。心が落ちついてみれば、いろんなことが分って来るだろう。どちらにしても、須貝さんは、あなたと結婚したがっている。それは、確かな話だし……あなたにしたって……。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] あの人が妾と結婚したいと言うのは、わからないわ。あの人は、妾なんか全然好きじゃないんだわ。若
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