修禪寺物語
岡本綺堂
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)伊豆《いづ》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)下田五郎|景安《かげやす》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「日+向」、第3水準1−85−25]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)思ひ/\に
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
−−
[#ここから3字下げ]
(伊豆《いづ》の修禪寺《しゆぜんじ》に頼家《よりいへ》の面《おもて》といふあり。作人《さくにん》も知れず。由來もしれず。木彫の假面《めん》にて、年を經たるまゝ面目分明ならねど、所謂《いはゆる》古色蒼然たるもの、觀《み》來《きた》つて一種の詩趣をおぼゆ。當時を追懷してこの稿成る。)
[#ここから2字下げ]
登場人物
面作師《おもてつくりし》 夜叉王《やしやわう》
夜叉王の娘 かつら
同 かへで
かへでの婿 春彦《はるひこ》
源左金吾《げんざきんご》頼家
下田五郎|景安《か
次へ
全34ページ中1ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
岡本 綺堂 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング