修禪寺物語
岡本綺堂

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【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)伊豆《いづ》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)下田五郎|景安《かげやす》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「日+向」、第3水準1−85−25]

/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)思ひ/\に
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
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(伊豆《いづ》の修禪寺《しゆぜんじ》に頼家《よりいへ》の面《おもて》といふあり。作人《さくにん》も知れず。由來もしれず。木彫の假面《めん》にて、年を經たるまゝ面目分明ならねど、所謂《いはゆる》古色蒼然たるもの、觀《み》來《きた》つて一種の詩趣をおぼゆ。當時を追懷してこの稿成る。)

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 登場人物

面作師《おもてつくりし》 夜叉王《やしやわう》
夜叉王の娘 かつら
同 かへで
かへでの婿 春彦《はるひこ》
源左金吾《げんざきんご》頼家
下田五郎|景安《か
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