ょう》不可解《ふかかい》なだけである。
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四 これは田園《でんえん》の新鮮《しんせん》な産物《さんぶつ》である。われらは田園の風と光の中からつややかな果実《かじつ》や、青い蔬菜《そさい》といっしょにこれらの心象スケッチを世間《せけん》に提供するものである。
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注文の多い料理店[#「注文の多い料理店」に傍点]はその十二|巻《かん》のセリーズの中の第一冊《だいいっさつ》でまずその古風《こふう》な童話《どうわ》としての形式《けいしき》と地方色[#「地方色」は底本では「地方名」]とをもって類集《るいしゅう》したものであって次《つぎ》の九|編《へん》からなる。
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 目次と[#「目次と」に傍点]…………その説明[#「その説明」に傍点]
  (中略、ここに「注文《ちゅうもん》の多い料理店《りょうりてん》」の中扉《なかとびら》のカットを挿入《そうにゅう》してある)
 1 どんぐりと山猫[#「どんぐりと山猫」に傍点]
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山猫拝《やまねこはい》と書いたおかしな葉書《はがき
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