った普通の土焼の壺と、ちっとも変らないものになってしまったのさ。』
『ああつまんない!』と、子供達は一斉に叫んだ。
犬のベンは、もっともらしい顔をして、一行のお供をしていたが、今日は、ニューファウンドランド種の大分大きくなった仔犬も一しょにお供をしていた。この方は、ちょうど熊のように黒かったので、熊公《ブルイン》の名で通っていた。ベンは相当年も取っていたし、たいへん用心深いたちでもあったので、従兄ユースタスは、四人の小さな子供達に何事もないように、番をするため、御苦労ながら彼等の傍に居残ってもらうことにした。黒い熊公《ブルイン》の方は、それ自身がまだほんの仔犬だから、子供達に、めちゃにじゃれついて、彼等の足にからみついて、山からごろごろところがり落ちさせたりしてはいけないというので、ユースタスは自分で連れて行くのが一番いいと思った。カウスリップとスウィート・ファーンとダンデライアンとスクォッシュ・ブロッサムとに、ここにおいて行くから、なるべくじっと坐って待っているようにと注意して、ユースタスはプリムロウズその他の大きい方の子供達をつれて、また丘を登りはじめたが、まもなく木立の中へ消え
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