》いて、共《とも》に大日本帝國《だいにつぽんていこく》の※[#「一/力」、223−3]歳《ばんざい》を唱《とな》へませうか。』
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其《その》翌日《よくじつ》から、私《わたくし》は朝《あさ》は東雲《しのゝめ》の薄暗《うすくら》い時分《じぶん》から、夕《ゆふべ》は星影《ほしかげ》の海《うみ》に落《お》つる頃《ころ》まで、眞黒《まつくろ》になつて自動鐵檻車《じどうてつおりのくるま》の製造《せいぞう》に從事《じゆうじ》した。洞中《どうちう》の秘密造船所《ひみつざうせんじよ》の中《なか》では、海底戰鬪艇《かいていせんとうてい》の方《ほう》でも、私《わたくし》の方《ほう》でも、鎔鐵爐《ようてつろ》、冶金爐等《やきんろとう》から※[#「火+稲のつくり」、第4水準2−79−87]々《えん/\》と吹《ふ》き出《だ》す熱火《ねつくわ》の光《ひかり》は魔神《まじん》の紅舌《した》のごとく、互《たがひ》に打《うち》おろす大鐵槌《だいてつつい》の響《ひゞき》は、寂寞《じやくばく》たる洞窟《どうくつ》を鳴動《めいどう》して、朝日島《あさひじま》の海《うみ》の神樣《かみさま》も、定《さだ》めて膽《きも》を潰《つぶ》した事《こと》であらう。

    第十八回 野球競技《ベースボールマツチ》
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九種の魔球《カーブ》――無邪氣な紛着――胴上げ――西と東に別れた――獅子の友呼び――手頃の鎗を捻つて――私は殘念です――駄目だんべい
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 それから、一|年《ねん》、二|年《ねん》、三|年《ねん》と、月日《つきひ》の車《くるま》は我等《われら》の仕事《しごと》の進行《すゝみ》と同《おな》じ速力《そくりよく》に※[#「過」の「咼」に代えて「咼の左右対称」、224−5]去《すぎさ》つて、櫻木海軍大佐《さくらぎかいぐんたいさ》が兼《かね》て豫定《よてい》した通《とう》りに、世《よ》にも驚《おどろ》く可《べ》き海底戰鬪艇《かいていせんとうてい》も、今《いま》は九分九厘《くぶくりん》まで竣成《しゆんせい》し、いよ/\今《この》二月《にぐわつ》の十一|日《にち》、即《すなは》ち大佐等《たいさら》の爲《ため》には此《この》朝日島《あさひじま》に上陸《じようりく》してから五度目《ごたびめ
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