》になつて居《を》る身《み》は、彼等《かれら》が毎日《まいにち》/\其《その》職務《しよくむ》のために心身《しんしん》を碎《くだ》いて居《を》るのを、徒《いたず》らに手《て》を拱《こまぬ》いて見《み》て居《を》るに忍《しの》びぬ。如何《いか》なる仕事《しごと》でも、私《わたくし》の力《ちから》に叶《かな》ふ相當《さうたう》の義務《ぎむ》を盡《つく》したいと考《かんが》へたので、私《わたくし》は膝《ひざ》を進《すゝ》めた。
『大佐《たいさ》よ、私《わたくし》も既《すで》に此《この》島《しま》の仲間《なかま》となつた今《いま》は、貴下等《あなたがた》の毎日《まいにち》/\の勞苦《らうく》をば、徒《いたず》らに傍觀《ぼうくわん》して居《を》るに忍《しの》びません、何《な》んでもよい。鐵材《てつざい》の運搬役《うんぱんやく》でも、蒸※[#「さんずい+氣」、第4水準2−79−6]機關《じようききくわん》の石炭《せきたん》焚《た》きでも何《な》んでもよいから、海底戰鬪艇《かいていせんとうてい》の竣成《しゆんせい》するまで、私《わたくし》を然《しか》るべき役《やく》に遠慮《えんりよ》なく使《つか》つて下《くだ》さい。』と熱心《ねつしん》に語《かた》つたが、大佐《たいさ》は輕《かろ》く點頭《うなづ》くのみで
『ナニ、ナニ、决《けつ》して其樣《そん》な心配《しんぱい》は御無用《ごむよう》です、君《きみ》と日出雄少年《ひでをせうねん》とは此《この》島《しま》の賓客《ひんきやく》であれば、たゞ食《く》つて寢《ね》て、自由《じゆう》な事《こと》をして、電光艇《でんくわうてい》の竣成《しゆんせい》する日《ひ》まで、氣永《きなが》く待《ま》つて居《を》れば夫《そ》れでよいのです。』と微笑《びせう》を帶《お》びて
『海底戰鬪艇《かいていせんとうてい》の製造《せいぞう》には、極《きわ》めて細密《さいみつ》なる設計《せつけい》が出來《でき》て、一人《ひとり》の不足《ふそく》をも許《ゆる》さぬ代《かは》りに、一人《ひとり》も増加《ぞうか》する必要《ひつえう》がないのです、ちやんと三十三|名《めい》の水兵《すいへい》が或《ある》年月《ねんげつ》の間《あひだ》働《はたら》いて、豫定通《よていどう》りに竣功《しゆんこう》する手續《てつゞき》になつて居《をり》ますから、君《きみ》も少年《せうねん》もたゞ遊《あ
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