村民の生命財産を保全し得んことを期して非常歎願を敢てし、正義人道の上に於て仁愛なる御救護を哀求する所以なり。泣血拝具
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明治三十八年十一月十七日稿
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前記歎願に就てハ同志多数、今や村中混乱せるの時ニ当り多数の村民出でゝ歎願するの余裕なく僅に一名辛ふじて急馳此事に及べり。希くハ諒恕せられん事を。
[#地から1字上げ]〔他筆 加除訂正田中 和紙一二枚綴〕
底本:「田中正造全集 第三巻」岩波書店
1979(昭和54)年1月19日発行
※底本は、疑わしいと思われる箇所の右脇に、正しいと思われる形を、ルビのように注記しています。
入力:林 幸雄
校正:富田倫生
2003年5月13日作成
青空文庫作成ファイル:
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