てきた板をもってつくり、屋根は松やにを塗《ぬ》った油布《あぶらぬの》をもっておおい、小舎の周囲には森からきりだした棒杭《ぼうぐい》をうちこんで柵《さく》とした。
小舎のなかにはゴルドンらがとらえてきたもののほか、新たにおとし穴でとらえたラマ一頭と、バクスターがイルコックとともに飛び弾《だま》で生けどった牝牡《めすおす》二頭のヴィクンヤがいた。
ゴルドンは一同に飛び弾の練習をさせたが、バクスターとイルコックがもっともじょうずになった。
その他、別に養禽場《ようきんじょう》一|棟《むね》を建てた。そこにはしちめんちょう、野がん、ほろほろちょう、きじの類をとらえしだいにはなちがいにした。このほうの係は善金《ゼンキン》と伊孫《イーソン》その他最年少組で、かれらは喜んでこれをひきうけた。
ところがひとりこまったのは、モコウである、まず生《なま》の乳汁《ちち》が飲めるようになり、家禽《かきん》が毎日卵を生む、これほどけっこうなことはないのだが、さて一|得《とく》あれば一|失《しつ》ありで、乳汁や卵ができると急に砂糖の需要《じゅよう》がはげしくなる、貯蓄の砂糖が見る見るへってゆくのを見ると、
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