はぼくの役割《やくわり》がないが、ぼくはどうなるのか」
「きみは首領《しゅりょう》だから学級の総監督《そうかんとく》をすればいいのだ」
「それはいかん、ぼくもみなと同じく学生だ。首領だからといって、学問をやめることはできない。人間は死ぬまで学生だと昔の人がいった。ぼくも仲間にいれてくれたまえ」
「なるほど、それではきみひとりが第五級だ」
「なぜだ」
「きみは十六歳で最年長者だから」
「そうか」
けんそんなゴルドンも年齢《ねんれい》を減《へ》らすことができないので、第五級の生徒となることにきまった。
ゴルドンはこのことを一同に相談すると、だれしも異議《いぎ》のあるべきはずがない。一同は喜びにあふれて、その他のいろいろな規律《きりつ》をきめた。毎週二度、木曜と日曜には討論会《とうろんかい》を開いて、歴史や科学および修身の題目をとらえて議論をたたかわすこと、風なき日には湖畔《こはん》を散歩し、あるいはランニングの競争をやること、などもきめた。
かかる孤島《ことう》にあってもっともたいせつなことは、時間の精確《せいかく》である。そこで、イルコックとバクスターは時計|係《がかり》となり、ウ
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