「きみはかれらの作戦を知らせてくれればいい。まずきみたちは、昨夜少年たちをあざむいて、皆殺しにするつもりだったのか」
「そうです」
ホーベスは頭をますます低くたれた。少年たちはかれの答えをきいてりつぜんとした。
「きみはかれらの今後の計画を知っているか」
「…………」
ホーベスはかすかに頭を横にふった。
「かれらはふたたび洞に襲撃《しゅうげき》するか」
「するはずだ」
イバンスはいろいろ問いただしてみたが、ホーベスは十分に答えることができなかった。
ホーベスはふたたび、戸だなのなかに禁錮《きんこ》された。モコウは昼すぎに二、三品、食物を運んでやったが、かれはほとんど一口もふれず、ただ頭をたれてなにごとか深く沈吟《ちんぎん》思考している。
少年たちにとって、目下の急務である第一問題は、海|蛇《へび》らがどこへ去ったか、そのありかを知ることである。イバンスは昼食後、少年を集めてそのことをはかった、少年たちは即時、偵察《ていさつ》に出発することに賛成した。
ケート、モコウ、次郎、バクスターは、他の四人の幼年組と洞に残り、他の八名はイバンスとともに偵察《ていさつ》にむかうことにな
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