》がこんこんと流れ、下草をくれないにそめて、ラマの巨体《きょたい》が横たわっている、鳥は足音におどろいて羽音高くまいあがった。
「かすかにあたたかみがありますよ」
屍体《したい》に手をおいてモコウがいった。あたたかみが残っているとすれば、殺されてまだ時間がたたないのだ。
「この傷《きず》は鉄砲だね」
傷口をしらべてドノバンがいった。
「わたくしもそう思ったところです」
モコウがたずさえた小刀《こがたな》をとって、創口《きずぐち》をえぐった。
「やっぱりそうだ、ほれ」
とモコウが血にねばった銃丸を示した。
連盟員は発砲を禁《きん》じられている、それなのにラマは銃丸でたおれている。海蛇《うみへび》らのしわざにちがいない! 敵はもうこの付近をさまよっているのだ。こう思うとドノバンはがくぜんとした。
「モコウ君、ぼくらは早くこのことを一同に報告しなければならない」
ふたりは、ラマの屍体《したい》は鳥どものむさぼりくらうにまかして、いそぎ洞へ帰った。
洞の前でふたりは、ゴルドンと富士男にであった。
「どこにいってた」
とゴルドンがとがめるようにいった。
「みだりに出歩いてはこまるじ
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