「諸君! それは第二の問題だ、ぼくらは目前にせまった敵に、いかなる方法で戦うかを、考えなければならぬのだ」
 とゴルドンが冷静《れいせい》にいった。
「そうだ、悪漢どもが、なぜ二週間ちかくもこの島にとどまってるかは、かれらが島の近くに陸地のあることを知ってるからだ、かれらは気長くここにとどまって、時機の熟《じゅく》するのを待っている、かれらは早晩自分らの住まいを求《もと》めるだろう、いまは東方川の口に宿《やど》っているが、一歩転ずれば平和湖を発見するだろう、湖畔《こはん》にそってさまよううちには、この左門洞のほとりに出るかもしれない。ぼくらは早く防備をめぐらさねばならぬ」
 凶悪《きょうあく》な海蛇《うみへび》がギロギロ目を光らして、洞前に立ちふさがってでもいるような恐怖《きょうふ》が、一同の胸をしめつけた。
「洞門に防壁をつくって戦おう」
「広場におとし穴をいくつもいくつも、つくったらいい」
 いろいろな声がとんだ。
「なによりまずぼくらは、敵に発見されないことが肝要《かんよう》だ」
 とバクスターがいった。
「そのためには洞の表と裏の入り口を、まつ、すぎ、灌木《かんぼく》の枝でお
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