、わたしはみなさんが毎日不安な顔をしているのが、気のどくでたまらないのです、わたしがいって舟があるかないか、調べてきたいのです、それがわたしの責任です」
「それはいまぼくらが決心しかねているのです」
とドノバンがいった。
「そうです、ですがあなたたち少年連盟は、まだ悪漢が知りません、さいわいわたしは海蛇《うみへび》といっしょにおったものです、あなたたちがゆくよりも危険が少ないと思います」
「それは無謀《むぼう》です。悪漢どもはおばさんが生きていることを知ったら、殺してしまいます」
と富士男が色をかえてとめた。
「いいえ、ゆかしてください、わたしは一度かれらの毒手《どくしゅ》からのがれることができました、これは神さまが味方してくださったからです、わたしは信じます、そして、あの温良なイバンス運転手をさそってくることができたら、くっきょうな味方になるでしょう」
「でもイバンス運転手は、海蛇《うみへび》の悪事を知っています、悪漢どもにすきがあったら、逃走《とうそう》しているにちがいありませんよ」
とゴルドンがいった。
「いや、逃亡《とうぼう》をこころみて、悪漢どもの毒手にたおれたのかもし
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