伝わった。太陽が森のはしにあがった、光の箭《や》が少年連盟を祝福するかのように、河畔《かはん》の少年を照らした。
 フハンが先頭になって走った。ケートをとりまいて洞穴の年少組が、ハンケチや帽子をふってむかえた。
「みなさんおなかがすいたでしょう、さあ早くいらっしゃい」
 とケートがいった。
 食堂はきれいにかたづいて、食卓《しょくたく》にはごちそうがつまれ、うまそうなにおいがたちこめていた、みなはクンクン鼻を鳴らした。
「やあやあ、ぼくの料理よりはずっとうまい」
 とモコウがいった。
「そりゃおばさんは女だから、料理は専門《せんもん》さ」
 とゴルドンがいった。
「でも、モコウ君の料理もなかなかおいしい」
 とドノバンがいった。
「いや、それほどでもありませんや」
 とモコウが頭をかいた。
「これからはケートおばさんと、モコウ君と、腕のじょうずがそろったから、ぼくらは胃をこわさないように気をつけねばならない」
 と富士男がいった。一同は笑った。
 ドノバンの性格《せいかく》は一変した。かれは富士男の命令は忠実にまもった、雨が降って地が固まるように、少年連盟は以前に倍した一|致協力《ちき
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