君、サービス君、きみらふたりは幼年組といっしょに、たこを岡のほうへ運んでくれたまえ。ぼくとバクスター、ガーネット君三人で、ろくろのほうを守るから」
と富士男がいった。
「オーライ」
準備はまったくできた。とフハンがなにを発見したのか、二声三声けたたましくほえると、たちまち身をおどらして、だちょうの森を目がけてばく進した。一同はびっくりして手を休めた。
「どうしたんだろう」
と富士男がいった。
「なにかえもののにおいをかぎだしたんだよ、かまわずにぼくらは仕事をつづけよう」
とサービスがいった。
「待ってくれたまえ、フハンのほえ声が、いつもとちがう」
と富士男がいった。
「ようすを見たらどうだ」
とゴルドンがいった。
ものがなしいほえ声がつづく、それは人を求める声だ。
「だれか早く武器を!」
と富士男がさけんだ。
言下に次郎とサービスが洞にとびいって、各一個の装薬《そうやく》した銃をとってきた。
「弾《たま》がはいってるね!」
「いまつめてきたんだよ、兄さん」
と次郎がいった。
「いこう」
「ぼくもいこう」
とゴルドンがいった。
四人はかけ足で、フハンが突入した、だ
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