んちく》長官|司羅永菴《しらえいあん》の壁《へき》に題したまえる七律二章の如き、皆|誦《しょう》す可し。其二に曰く、

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楞厳《りょうごん》を閲《けみ》し罷《や》んで 磬《けい》も敲《たた》くに懶《ものう》し。
笑って看《み》る 黄屋《こうおく》 団瓢《だんぴょう》を寄す。
南来 瘴嶺《しょうれい》 千層|※[#「二点しんにょう+向」、第3水準1−92−55]《はるか》に、
北望 天門 万里|遙《はるか》なり。
款段《かんだん》 久しく 忘る 飛鳳《ひほう》の輦《れん》、
袈裟《けさ》 新《あらた》に換《かわ》る ※[#「亠/兌」、第3水準1−14−50]龍《こんりゅう》の袍《ほう》。
百官 此《この》日《ひ》 知る何《いず》れの処《ところ》ぞ、
唯《ただ》有り 羣烏《ぐんう》の 早晩に朝する。
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 建文帝|是《かく》の如くにして山青く雲白き処《ところ》に無事の余生を送り、僊人《せんにん》隠士《いんし》の踪跡《そうせき》沓渺《ようびょう》として知る可からざるが如くに身を終る可く見えしが、天意不測にして、魚は深淵《しんえん》に潜《ひそ》めど
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