碑《しんどうひ》を製するに至らしむ。又一|箇《こ》の異人《いじん》というべし。魔王の如《ごと》く、道人《どうじん》の如く、策士の如く、詩客《しかく》の如く、実に袁※[#「王+共」、第3水準1−87−92]《えんこう》[#「袁※[#「王+共」、第3水準1−87−92]」は底本では「袁洪」]の所謂《いわゆる》異僧なり。其《そ》の詠ずるところの雑詩の一に曰《いわ》く、
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志士は 苦節を守る、
達人は 玄言《げんげん》に滞《とどこお》らんや。
苦節は 貞《かた》くす可《べ》からず、
玄言 豈《あに》其《そ》れ然《しか》らんや。
出《いづ》ると処《お》ると 固《もと》より定《さだまり》有り、
語るも黙するも 縁無きにあらず。
伯夷《はくい》 量《りょう》 何《なん》ぞ隘《せま》き、
宣尼《せんじ》 智 何ぞ円《えん》なる。
所以《ゆえ》に 古《いにしえ》 の君子、
命《めい》に安んずるを 乃《すなわ》ち賢と為《な》す。
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苦節は貞《かた》くす可《べ》からずの一句、易《えき》の爻辞《こうじ》の節の上六《しょうりく》に、苦節、貞《かた》くすれば凶
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