点番号1−2−22、114−10]たる馬目、連※[#「※」は二の字点(踊り字)、面区点番号1−2−22、114−10]たる雁行。※[#「※」は「あしへん+卓」、第4水準2−89−35、読みは「たく」、114−10]度間置し、徘徊中央す。
 離※[#「※」は二の字点(踊り字)、面区点番号1−2−22、114−11]連※[#「※」は二の字点(踊り字)、面区点番号1−2−22、114−11]の二句、棊子の布置羅列の状をいふ。※[#「※」は「あしへん+卓」、第4水準2−89−35、114−11]度間置は棊子の相接せずして相助くるをいひ、徘徊中央は棊子のたゞ雌伏するのみならず、却て雄飛せんとするをいふ。二句妙致あり。
○死卒を収取し、相迎へ使《し》むる無し。食む当《べ》くして食まざれば、反つて其|殃《わざはひ》を受く。
 当に食む可きを食まざれば、敵の死者復活きんとす。天の与ふるを取らざれば、反つて其殃を受く、この古語を一転して用ゐたり。
○雑乱交錯し、更に相度越す。
 雑乱は旗幟紛※[#「※」は二の字点(踊り字)、面区点番号1−2−22、114−17]として彼我酣闘する也。交錯は敵反つて吾が後
前へ 次へ
全17ページ中15ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
幸田 露伴 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング