た、松明は竜田姫《たつたひめ》が、恁《か》くて錦《にしき》を染《そ》むる、燃ゆるが如き絵の具であらう。
 ……白い鸚鵡《おうむ》を、今も信ずる。



底本:「日本幻想文学集成1 泉鏡花」国書刊行会
   1991(平成3)年3月25日初版第1刷発行
   1995(平成7)年10月9日初版第5刷発行
底本の親本:「泉鏡花全集」岩波書店
   1940(昭和15)年発行
初出:「三越」
   1911(明治44)年10月
※ルビは新仮名とする底本の扱いにそって、ルビの拗音、促音は小書きしました。
入力:門田裕志
校正:川山隆
2009年5月10日作成
青空文庫作成ファイル:
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