てしまったという事がわかった。
[#地から1字上げ](明治四十一年五月十一日『東京朝日新聞』)
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         七十八

      写真測量

 経緯機《けいいき》などを用いて測量すれば無論精密な結果を得られるが、そのかわり時間をつぶし、人を沢山に使わねばならぬ。しかるに近頃はごく軽便な誰にも一人で出来る測量法がだんだん使われるようになった。すなわち写真機一つで山河の配置なり建物の形状大小なり大体の事を知る事が出来るのである。少し精密な測量をするには特別な写真機が出来ていて、これを持出して数葉の写真を撮ればあとは机の上の仕事で立派な地図でも何でも出来る。一日野外で馳けまわる必要はない。最近の米国雑誌によれば、この種の測量にパノラマ写真機を用うれば最も簡便だという事である。
[#地から1字上げ](明治四十一年五月十五日『東京朝日新聞』)
[#改ページ]

         七十九

      変った製氷法

 ドイツの南部で冬期人造氷を作る法というのを聞いてみると、ちょっと変っている。先ず長さ二丈くらいの大きな櫓を作り、その天井と中段とに横木を並べて置く、そして天
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