に決定し難い問題である。
 ただ以上のようにこじつけ得られるという事自身には何らかの意義があるであろう。この事実がもし我郷土の研究者に何かの暗示を与える端緒ともならば大幸である。
[#地から1字上げ](昭和三年一月『土佐及土佐人』)



底本:「寺田寅彦全集 第六巻」岩波書店
   1997(平成9)年5月6日発行
※著者が、アイヌ語との関連を疑ってあげた地名中の小書き片仮名に関しては、JIS X 0213のアイヌ語表記用片仮名の面区点番号を添えて、外字注記しました。
入力:Nana ohbe
校正:浅原庸子
2005年8月19日作成
青空文庫作成ファイル:
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