つらねたようにも見える。
 紫木蓮《しもくれん》は若葉のにぎやかなイルミネーションの中からはでな花を咲かせる。濃い暗いやや冷たい紫のつぼみが破《わ》れ開いて、中からほんのり暖かい薄紫の陽炎《かげろう》が燃え出る。そうして花の散り終わるまでにはもう大きな葉がいっぱいに密集してしまう。
 桜でも染井吉野《そめいよしの》のように花が咲いてしまってから葉の出るような種類が開花のさきがけをして、牡丹桜《ぼたんざくら》のような葉といっしょに花をもつようなのが、少しおくれて咲くところを見ると、これには何か共通な植物生理的な理由があるらしい。
 人間でもなんだか、これに似た二種類があるような気がするが、何が「花」で何が「葉」だかが自分にはまだはっきりわからない。
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   学会


 いろいろの学会にはいっている。すすんで入会したのもあり、いつのまにか入れられていたのもあり、また強いてはいらされたのもある。数にしたら二十近い会の会員になっている。
 学会にはそれぞれ例会や総会がある。それに一々出席していたらきりがないからたいてい出ないことにしている。
 どうも日本人はいろいろな会をこしら
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