理のシュウマイみたようなものを包む代りに、餡の這入《はい》った柏餅が製されて、今に至るも五月になれば姿が見られ得るのは、甘党の私などに取って悦ばしい事の一つかも知れない。呵々《かか》。
[#地から1字上げ](大正十二年五月『七星』第二号)
底本:「梵雲庵雑話」岩波文庫、岩波書店
1999(平成11)年8月18日第1刷発行
入力:小林繁雄
校正:門田裕志
2003年2月9日作成
青空文庫作成ファイル:
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