戟n之。語[#二]其下[#一]曰。食[#レ]膽至[#レ]千。則勇無[#レ]敵矣。
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と傳へて居る。
蒙古の太宗が、金を伐ち、その國都※[#「さんずい+卞」、第3水準1−86−52]京を攻圍した時も、城民は饑餓に苦んだ。『歸潛志』の著者の劉祁は籠城者の一人として、當時の悲慘極まる光景を詳細にその書中に記載してある。
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米{一}升直銀二兩。貧民往々食[#レ]人。殍死者相望。官日載[#二]數車[#一]出[#レ]城。一夕皆※[#「咼+りっとう」、184−6][#二]食其肉[#一]淨盡。縉紳士女。多行[#二]※[#「勹<亡」、184−7]于街[#一]。民間有[#レ]食[#二]其子[#一]。錦衣寶器。不[#レ]能[#レ]易[#二]米升[#一]。人朝出不[#二]敢夕歸[#一]。懼爲[#二]飢者殺而食[#一]。平日親族交舊。以[#二]一飯[#一]相[#二]避于家[#一]。……至[#二]于箱、篋、鞍、※[#「檐」の「木」に代えて「革」、184−8]、諸皮物[#一]。凡可[#レ]食者。皆※[#「赭のつくり/火」、第3水準1−87−52]而食[#レ]之(『歸潛
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