j」は縦中横](11)[#「(11)」は縦中横](12)[#「(12)」は縦中横](13)[#「(13)」は縦中横](14)[#「(14)」は縦中横](16)[#「(16)」は縦中横]等の記事に據つて疑ふ餘地がない。五代の趙思綰は、食人鬼として著聞して居るが、彼が長安で後漢の攻圍を受けた時の光景を、『資治通鑑』には、
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趙思綰好食[#二]人肝[#一]。嘗面剖而膾[#レ]之。膾盡人猶未[#レ]死。又好以[#レ]酒呑[#二]人膽[#一]。謂[#レ]人曰。呑[#レ]此千枚。則膽無[#レ]敵矣。及[#二]長安城中食盡[#一]。取[#二]婦女幼稚[#一]爲[#二]軍糧[#一]。日計[#レ]數而給[#レ]之。毎[#レ]犒[#レ]軍。輙屠[#二]數百人[#一]。如[#二]羊豕法[#一](後漢紀三、乾祐二年の條)。
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と記し、『五代史記』卷五十三の趙思綰傳には、
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{長安}城中食盡。{趙思綰}殺[#レ]人而食。毎[#二]犒宴[#一]。殺[#二]人數百[#一]。庖宰一如[#二]羊豕[#一]。思綰取[#二]其膽[#一]。以[#レ]酒呑[#
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