するのを忘れていましたが、毎晩毎晩、右半身が全体にずきずき痛んで、それはそれは苦しむんでございますよ、まるで嘘のような話ですけれど、あの神様のお使いはわたくしどもに心配をかけまいと、一生懸命に我慢をして、他の者が眼をさまさないようにと、うめき声さえ立てないんでございますよ。わたくしどもは食べ物も手当たり次第に、なんでもかまわず口に入れるんでございますが、その中でも、あれはいちばん悪い、犬にしかやれないようなところを取るじゃありませんか。『こんなよいところをいただくと罰があたります、それではみんなの物を取りあげることになります。わたくしはやっかい者なんですから』と、まあ、こんなようなことを、あれの天使のような眼つきが、言いたそうにしているんですよ。わたくしどもが、あれの世話をしてやるのが、あれにはつらいらしいんでございますよ。
『わたくしはそんなことをしていただく値打ちはありません、わたくしは何の役にも立たない、つまらないかたわじゃありませんか』――ところが、どうしてどうして、役に立たないどころじゃございません。あれは天使のような優しい心で、わたくしどものことを神様に祈ってくれるのでござ
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