恥っさらしなことばかりなさるんですもの!」不意に、窓のそばに立っていた娘が父に向かって、気むずかしそうな人をばかにしたような顔をして、思いがけなくこう叫んだ。
「まあ、ちょっとお待ち、ワルワーラさん、言いかけたことをついでにしまいまで言わしておくれ」と父親は叫んだ。号令でもかけるような口ぶりであったが、しかもその眼つきは、大いにわが意を得たりというような風であって、「この子はどうもああいう性分でございましてね」と彼はまたアリョーシャのほうを向いた、

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「ありとある自然のうちに
何ものをも頌《たた》うるを欲せざりき。
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 いや、これは女性にして、彼女にしなくちゃなりませんね。ところで、今度は失礼ですが、家内を紹介しましょう。これがアリーナ・ペトローヴナと申し、年は四十で、足のない婦人でございます。いやなに、歩くことは歩きますが、ほんの少しばかりなんでして。素性の賤《いや》しい者でございますよ。おい、アリーナさん、そんなにへんな顔をするのはよせよ。このおかたはアレクセイ・フョードロヴィッチ・カラマゾフさんだよ。お立ちなさい。カラマゾフさんだ
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