ホいいんです……」
「でも、どういうわけなの? どうせ君たちのほうから先にからかったんだろう?」
「ああ、また君の背中へ当てやがった。あいつは君を知ってるんだよ」と、子供は叫んだ、「今あいつは僕たちでなくって、君を狙って投げてるんだよ。さあ、またみんなでやっつけろ、スムーロフ、やりそこなったらだめだぞ!」
こうしてまた石合戦が始まったが、今度は前よりいっそう猛悪になってきた。やがて一つの石が溝の向こうにいる子供の胸に当たった。彼はきゃっと悲鳴をあげると、泣きながら坂をのぼって、ミハイロフ通りをさして行った。すると、大ぜいの者は「やあい、こわくなって逃げ出しやがった。やあい、ばか野郎!」と喊声《かんせい》をあげた。
「あいつがどんなに卑怯なやつか、あんたはまだ知らないんですね、あいつは殺したって足りないやつです」と短い上着を着た少年が眼を光らせながら言った。仲間でいちばん年上の者らしかった。
「あれがいったいどんな子だって?」とアリョーシャは聞いた、「告げ口やだとでもいうの?」
子供たちはばかにしたように、互いに顔を見合わせていた。
「あなたもやっぱりあちらへ行くんでしょう、ミハイロ
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