ケ院長の食事《とき》に招《よ》ばれて、坊さんたちにモークロエ村の娘っ子のことを話して聞かせなかったのは残念だったよ、アリョーシカ、わしはさっきおまえんとこの修道院長に、うんと悪態をついたけれど、腹を立てないでくれよ、わしはついむらむらっとなってなあ、もし神様があるものなら、ござらっしゃるものなら、そのときはもちろんわしが悪いのだからどんなとがめも受けようさ、しかし、もう神様がまるっきりないとしたら、あんな御連中にはもう用なしじゃないか? おまえんとこの坊さんたちのことだよ、そうなった暁には、あいつらの首を刎《は》ねるくらいじゃ足りないぞ、なぜといって、あいつらは進歩を妨げたんだからなあ、イワン、おまえは信じてくれるかい? この考えがわしの心を悩ましとるんだよ。だめだ、おまえは信じてくれんな、その眼つきでちゃんとわかるよ、おまえは世間のやつらのいうことを本当にして、わしをただの道化者だと思っとるのだ、アリョーシカ、おまえもわしをただの道化だと思うかい?」
「いいえ、ただの道化だなんて思いませんよ」
「それは本当らしいな、おまえが心からそう思っとるということは、わしも信じるぞ、正直な眼つき
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