だ……、しかし、それはロシアということになるかもしれない、Tout cela c'est de la cochonnerie(それはみんな腐敗からでるの意)いったいわしの好きなものがなんだか知っとるか? わしはその、とんちが好きなのさ」
「また一杯あけましたね、もうたくさんでしょう」
「まあ待ってくれ、わしはもう一杯やるよ、それからもう一杯やったら、それでおつもりにするよ、どうもいかんよ、おまえが途中で水をさすもんだから。わしはな、通りがかりにモークロエ村で、一人の老爺に尋ねてみたことがある、するとその老爺の言うには『わしらあ罰をくわえるとて娘っ子をひっぱたくが、何よりもいちばんにおもしれえだ、ひっぱたく役目は、いつでも若えもんにやらせますだ、ところが、今日ひっぱたいた娘っ子を、明けの日には、若えもんが嫁にするってわけさ、だもんだで、あまっ子らもそれをあたりめえのように思っとりますだよ』と、こうだ、なんというサード侯爵たちだろう? 全くうめえことを言いおったて、ひとつわしらも見物に出かけるかな、うん? アリョーシャ、おまえ顔を赤くするのかい、何も恥ずかしがることはないよ、坊主、さっき修
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