前に栖鳳なく
 栖鳳以後に栖鳳なし
 ――と誰かが言った。よく言った言葉だと私はそれをきいたとき私《ひそか》にうなずいた。

 栖鳳先生の伝記的映画がつくられるとき、どのように描かれるものか、たのしみである。



底本:「青眉抄・青眉抄拾遺」講談社
   1976(昭和51)年11月10日発行
入力:鈴木厚司
校正:川山隆
2007年4月24日作成
青空文庫作成ファイル:
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