ちが、くやしいものか、考えてごらん。僕は必ず、その根拠を見つける。ハムレット王家の者、お父さんも、叔父さんも、お母さんも僕も、まるっきり根拠の無い事で、そんなに民に嘲弄《ちょうろう》されているのは、僕として我慢が出来ん。何か根拠があるのだろうよ。そんなに、まことしやかに言い伝えられている程だから、或《ある》いは、本当にあり得る事かも知れないじゃないか。何か根拠があったなら、かえって僕も気が楽だ。根拠も何も無い不当の侮辱には、僕は堪えられない。ハムレット王家は、民に嘲弄せられたのだ。叔父さんも、可哀そうに。せっかく一生懸命努力しているところなのに、そんな噂を立てられちゃ、台無しだ。ひど過ぎる。不愉快だ。僕が直接、叔父さんに尋ねてやる。何か根拠を、突きとめてやらなくちゃ気がすまん。ホレーショー、手伝ってくれるね?」
ホレ。「そんなら、責任は、僕にあります。ああ。僕に任せて下さいませんか。ハムレットさま、失礼ですが、あなたは少し、すねています。僕には、あなたが悪くすねて居られるのだとしか思われない。あなたは、さっきあれほど濁りなくお笑いになっていらっしゃったじゃありませんか。もとより根も葉
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