問答二三
内村鑑三
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)客《かく》あり
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)者|多《おほ》し
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(例)[#「足下は日本の基督教は今より何年を」に白丸傍点]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)ぜん/\
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客《かく》あり余《よ》に問《と》ふに左《さ》の二三の事項《じこう》を以てせり、而《しか》して余《よ》は爾《し》か答《こた》へぬ。
問、足下は日本の基督教は今より何年を[#「足下は日本の基督教は今より何年を」に白丸傍点]期《き》して復興すると[#「して復興すると」に白丸傍点]考《かんが》へらるゝや[#「へらるゝや」に白丸傍点]。
答、教会《けうくわい》は草木《さうもく》又《また》は動物《どうぶつ》の如き自然物《しぜんぶつ》にあらず、草木は時期《じき》を定《さだ》めて花《はな》を有《も》ち菓《み》を結《むす》び、小児《せうに》は或《あ》る時期《じき》を経過《けいくわ》すれば成人《せいじん》して智力《ちりよく》の啓
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