えが死んだものと思っていたが、つい三|月《つき》まえ、このぬすんだ女が死んでね。死にぎわにわたしに悪事を白状《はくじょう》したのだ。わたしはさっそくフランスへ出かけて行って、おまえが捨《す》てられた地方の警察《けいさつ》から、初《はじ》めておまえがシャヴァノン村のバルブレンという石屋のうちに養《やしな》われていることを聞いた。わたしはバルブレンを探《さが》して、今度その人からおまえがヴィタリスという旅の音楽師《おんがくし》にやとわれて行ったこと、フランスの町じゅうを歩き回っていることを聞いた。わたしはいつまでもあちらに逗留《とうりゅう》してもいられないので、バルブレンにいくらかお金をやって、おまえを探《さが》すようにたのんだ。そうしてわかりしだいグレッス・アンド・ガリーへそう言って寄《よ》こすようにした。わたしはあのバルブレンにここの住まいを知らせておかなかったというわけは、わたしたちは冬のあいだだけロンドンにいるので、あとはずっとイギリスとスコットランドの地方を旅行して歩いているのだからね。わたしたちの商売は旅商人《たびあきんど》なのだよ。まあそんなふうにして、十三年目におまえがわた
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