をもみ合せる。
[#ここで字下げ終わり]
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第一の若僧 私はどうしても都で死にたい。
いくら私が斯うした身になったと云ったって私の年がまだこんな淋しい処で死んで仕舞うのを満足しないんだもの、ねえ、……
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第二の若僧を見て同情を求める様な口調で云う。
第二の若僧は老僧のそばにぴったりとよって聖書を握って居る。
その二人を第一の若僧はじーっとややしばらく見てから、首に掛けて居た十字架を傍にはずして部屋を出て行く。
第二の若僧は老僧の顔をチラット見てそのうす笑いをたたえて居るのを驚いた様に口の中で何か云って自分の胸に十字を切る。やがて寝床の裡で人の身動く気合[#「合」に「(ママ)」の注記]がして、かるい、力弱い、せきばらいが静かな裡に骸骨踊りの足音の様に響く。
[#ここで字下げ終わり]
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第二の若僧 お目覚になった――
[#ここから4字下げ]
帳をか[#「か」に「(ママ)」の注記]ける。
やつれた、情ない姿の法王が半身を起して現れる。
老僧はその姿をまじまじと見ながら、
[#ここで
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