というものが、男女にかかわらず細かく、弱く、細分されたものになっているということは意味深いことですネ。文学においても現実の社会状態の中で個性が粉砕されること、体系を失うことがよく反映しているので、未来の文学は社会的土台の問題の解決とともに性格をとりもどすという任務さえある訳ですネ」[#地付き]〔一九三五年一月〕
底本:「宮本百合子全集 第十巻」新日本出版社
1980(昭和55)年12月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第七巻」河出書房
1951(昭和26)年7月発行
初出:「読売新聞」
1935(昭和10)年1月20、22日号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年1月16日作成
青空文庫作成ファイル:
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