さん達六人来訪晩餐
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美術家と云う名によってかなりの期待をして居た私はかなりがっかりした。きっと私のすきな私の夢中になってきく様な話をして呉れる事だろうと思うて居たけれ共そのわりでもなかった。
今夜来た料理人は江戸ッ子の神経的な男だった。
この二三日は頭が重くて片っ方にかたむきそうに思われる。この一学期は何にも出来そうにない。
しかたがないだろうから――かわいたひっからびた学校の事ばっかりで日を送らなければなるまい。
すきのある心抱きて冬の空 仰げば吐息小ごへに咲く
一月二十二日(木曜)晴 寒
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〔摘要〕学校出席
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「何となくすきがあるんです。私は必[#「必」に「(ママ)」の注記]して不幸ではありません。両親の羽交いの下から一寸首を出して世の中の選ばれて私の前にならんで来るものばかりを見て居るんですもの、――
でも何だかすきがありますわ。
はてもない野を大声に歌いながらあるきまわって青い空の下の木の切株に腰をかけて考えて居たらこんな気持はなおるかもしれません。けど斯うした幸福
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