これでおしまいにしましょうね。今年のおしまいではなく、すっかりおしまいにしたいわ。こっちのゴタゴタはいつどう納まるかも知れませんから、自分の暮しかたをきめて、其を守って、私たちの生活へ波及はさせまいと思います。
 今度の経験は目白なんかで暮していた時のケロリと又ちがって、気分の荒らされた状態で生じた粗漏さなのね。これは、連爆の価値があります、正気に戻すために、ね。荒らされかかったわが畑の土の工合を、目をおとして沁々と見なおすために。そして、思うのよ、あなたは其ことのためにいやな思いをなさるばかりでなく、いやな思いをしていらっしゃることを私の骨身にしみこませ、私の視点を定めさせ、手元を順調に戻すためには、何日も何日も根気よく追究していらっしゃらなければならないのだから、私は何たる動物か、と。
 全くブランカだと思います。私には、何よりあなたの表情がよく分るのよ。へまをして、不快にお思いになるとき、又あなたの顔は何と雄弁でしょう。私は尻尾をたれて、耳を伏せてしまうわ。その反応の素早さ。けれども其では何にもならないわけです。殆ど肉体的な反響なのだから。ああ、あなたがいやにお思いになる、そのこ
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