うことは、悪計と看破出来なかった人が、自分の正直さを自分の気休めのために云い立てると同様意味なく、気の毒なことです。修業して、生活において、練達になりましょうね。十分思いやりもあり、世話もしてやり、しかし「世話好きな人」だったり「おせっかい」だったりしないことが大事です。いつも勤勉でね。
 ここの生活では、あっこおばちゃんは御勉強、さもなければ、そちらへ御出勤。という不動の日課で一貫されていることが大切です。私のためばかりでなく。そういう一つのいつもグラつかないものがあることが大事です。太郎なんかの生活気分にも。そして、細君は、私をあて[#「あて」に傍点]にて[#「て」に「ママ」の注記]はならないもの、という事を一層知らなければなりません。自分が外出していて、旦那君が戻る時刻になれば、あっこおばちゃんが何とかつないでおいてくれるだろう、などと思わず、私も弱気にならず、咲のすることはブランクになればなったで国がむくれるならばむくれていればよいのです(私の辛棒もいることですが)そうして、責任ということも知り、国はいつもサービスされることを平常と思わないようになればいいのです。こんな話はもう
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