う風にバラバラに扱って、始末に負えないことにしてしまうのねえ。よられた糸のようであるからこそ、一つとなって切れないという生活相への叡智がかけると、たくさんの困ったことが出来ます。人の味は大切ね、最も高い内容において益※[#二の字点、1−2−22]大切です。味がどうであるかということが、とりもなおさず現実には善意の内容、表現と思考の素質ということになるのだから。そういう意味では、作品の味いと同じことですね。
隆治さんへ本を送ること承知いたしました。お金にしてやることも。
早起のこと。ニヤリとしてしまいました。これも一つ久しぶりに知りたいものだね、なんて、気味のわるい。
この間うち、寝坊と顔にかいてあったのは、夜をやたらに更かしているのではなくて、いいかげんに床に入ってもなかなかあれこれと頭の方が眠らなかったからのことです。くたびれた顔していたのでしょう? でもね、その位のことはありますでしょう、何と云ったって。
家のこと、きのうも云っていらしたように、いろいろの点わかりますが、私はやっぱりなおなお考えているのよ。たとえば十六日のお手紙に云われている、作品の生活的確実さと作家の生活
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