単独に年表として出せるよう考え中です。その方が当人は満足でしょうから。本の方へはサク引もつけます。ちょっとしたのでも年表ついた方がいいね、とおっしゃったでしょう? それでとりかかったのでした。やっぱり、やってようございました。
「文学の進路」はこれは傑作の部に属す題です。何とはっきりしていて、幅があって、動いているでしょう。いいわねえ。私はこれは今つかいません。こんないい題! これはね、「現代文学の十四年」に追加してもうすこし先へ行って一冊の本にするときこそ、それにつけましょう。それこそ実にふさわしいでしょう。竹村のに「文化の希望」をわり当てておきます。一つ一つがどれもつかえるということはうれしいと思います。二重三重にうれしいと思います。
『朝の風』出来ました。お送りします。装幀は前の手紙にかいたような河出のやりかたで作者にぴったりして居りませんが、河出からどっさり出している短篇集の一つとしてはましだそうです。そして又一般から云って手にとる気になるそうです。「近代日本の婦人作家」の装幀は、こっちから画家をきめてたのむつもりですが、誰がいいかしら。結局、中川一政かしら。あのひとの抒情的デ
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