という声を顔の近くにきき、そういうとき浅瀬の波のなかで、自分が一生懸命つかまっている腕をも感じました。そんな感じをもちながら、入口の蔦《つた》の這ったポーチに腰かけて太郎のやる花火を見物したりしていました。
 眼は、昨日又行きましたが、殆ど痙攣がしずまったそうです。半月以上棒にふった甲斐がありました。でも、半月は長かったこと! そして眼鏡も度が測定出来て左が 2.5 の近視に 0.5 の乱視。右が3の近視に 0.5 の乱視ということです。今のレンズは3ですが乱視はついていないの。きのう眼鏡やへよって3に 0.5 のついたツァイスのをたのんで来ました。一時、ツァイスが入らなくなると云って一対で35[#「35」は縦中横]円もとったのよ。今は停止価格で片方7円か八円、マア十円どまりでしょう。これでもう大丈夫。よく気をつけて、仕事のどっさりあるときは薬をつけて、夜は眼をひやして寝て、それをつづけたらいいでしょう。どうもいろいろ御心配をかけました。
 パニック的手紙を、かんしゃくの問題という風に片づけるとすれば、本当におっしゃるとおりのことになります。でもそうではないと思います、私のそれに対する
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